「古いバイク=買い替え」だけが選択肢じゃない!

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    たまに聞かれる質問
    「自転車って何年くらい乗れるんですか?」
    「買い替えのタイミングってどのくらい?」


    このような質問をされる方の多くは、自転車の「使用期限」を気にされています。

    確かに、今どきママチャリを10年以上乗ってる人も少ないでしょう。
    スポーツ車に乗っている人の話を聞けば、やれニューモデルが出たから買ったとか、ヒルクライム用の軽量バイクが欲しくて買ったとか、通勤用のバイクが必要で買ったとか、パーツが余ったからフレーム買ったとか、落車して買い替えたとか、カッコいいから買ったとか・・・

    ホント皆様ありがとうございます!!!!!

    そんなみなさまのお陰でサンクスサイクルラボは営gy・・・



    とりあえず
    2・3年、早いと半年とかでバイクを買い替えたりする話をよく聞くとの事でした。

    初めて買う人ほど、そんなに早く「ダメになってしまうのか???」と思われるようです。
    まあ趣味の世界の話なので、上に書いた理由はあって無いようなモノではありますが。
    分かりますね?皆さん

    初めて買うのに2・3年でダメになって買い換えることを考えてしまうと、なかなか手が出しづらいのは確かですね。
    決して安い製品ではありませんから。

    でも大丈夫。
    今現在販売されているスポーツバイクについては
    「ほぼ寿命という物は存在しないか、10年以上は余裕で乗れます」

    しっかりしたブランドできちんとメンテナンスされていれば、ということが前提とはなります。
    そんなに神経質に考えなくても良いレベルで大事にしていればかなりの長期間安全に乗り続けることが可能です。

    実際に私の愛車の1台である「トレック 970」

    この子ですね。
    年式は1992年モデルでMade In USAのクロモリフレームMTBです。
    現時点ですでに約23年前のバイクと言えます。
    こんなに古いモデルですが、未だにトレイルライドに持ち込んだりしても大丈夫。
    最近は乗ることができていませんが、街中での移動などでも十分活躍してくれます。
    パーツは現代の物に交換してありますが、フレームはまだまだ現役活躍中。

    自転車って構造がシンプルな事と、パーツの規格がそれほど大きく変わっていないおかげで古いバイクでも現代のパーツを組み込んで乗り続けることが簡単にできるのです。
    つい先日もそういった作業のご依頼を頂き、一台のロードバイクが現役復帰しました。

    それがこちらのバイクです。

    TREK 5200 1992年モデル


    調べてみたら、先ほど紹介した私のMTBと同い年でした。
    海外で購入されて、日本に戻られる際に一緒に連れてきたそうです。

    トレックのOCLVカーボンフレームです。
    ここ数年乗ることができず、ホコリを被ってしまっていたのですが・・・
    もともと付いていたパーツがシマノ600というグレード。
    今で言えばアルテグラグレードになるでしょうか。
    リア8速のSTIレバー仕様でした。

    改めて乗り出そうとしたところ、コンポーネント全体が劣化により調子が悪かったそうです。
    そこで当店へご相談頂き、現行のコンポーネントパーツへの換装で復活させることになりました。
    組み付けたパーツは最新型ティアグラ。

    新型ティアグラ4700番系は形状が大幅に見直され、かなりスッキリとしたデザインになりました。
    上位グレードに近い形状ですね。


    変速関係もフルモデルチェンジ。
    4アームクランクにローフリクションフロントディレイラー。

    10速仕様であることも、古いバイクには好都合でした。

    11速では専用ハブが必要になるため、組み換えのコストが大幅にアップしてしまいます。
    ちなみに8速〜10速はスプロケットの規格が同じなのでホイールを使いまわすことが可能です。


    ブレーキも交換。
    ティアグラグレードでも、当時のブレーキに比べれば大幅に制動力がアップしています。
    時代とともに進化した結果ですね〜。

    コンポーネントをすべて入れ替えることでこの5200は復活することができました。
    操作も快適で使いやすくなり、ホビーレースくらいならば十分活躍してくれるでしょう。

    フレーム側もチェックしましたが全く問題はなさそうです。
    何かあったとしても、トレックのバイクですから安心です。
    なにしろこんなに古いバイクでもトレックの「生涯保証制度」が付いていますので。

    今回の作業での料金は組み換え工賃含んでおおよそ¥92,000ほどでした。
    交換したのはコンポーネント一式とバーテープです。
    車種によって金額は変わりますので目安とお考えください。

    この金額を高いと感じるか、納得と考えられるかは人それぞれだと思います。
    今回の5200の場合はフレームグレードが高いので、性能も当時から大幅アップしている事を踏まえれば相当なメリットとなっているはず。
    なにしろまたこのバイクに乗って楽しめると考えて頂ければ・・・
    意味のある投資だったと言えるのでは。


    古いモデルについて。
    ・しっかりしたブランドのバイク&フレームならば10数年は余裕で乗れます。
    ・スチール製のフレームならば、ほぼ寿命は無いと言えることがほとんど。
      →サビについてはよっぽど酷くない限りは問題ありません。
    ・2000年前後のカーボンフレームはレジン樹脂や接着剤の劣化が考えられるため、寿命があります。
    ・一部のメーカーが採用していたアルミ接着フレームも同様に接着剤の劣化の可能性があります。
    ・アルミフレームは年式の古いモデルはクラックが発生する可能性が高いです。
      →当時のアルミは非常に固かった事と溶接の技術的な問題からそうなる事が多い

    ※あくまでも私の経験からの意見ですので参考程度にしてください。

    現代のカーボンフレームについてはレジン樹脂の性能が飛躍的に良くなっているため、劣化が相当抑えられています。
    接着剤についても同様で、スペースシャトル(古い?)にも使われているような物を使用しているそうです。
    そのため経年劣化がほとんどないため、相当な長期間使用しても問題はないようです。
    とは言えメーカーの保証期間がありますので、それを過ぎてから起きた問題については保証対象とならないのでご注意ください。

    フレームが古くても、愛着のある一台ならばまだまだ乗れるようにできます。
    何かあればご相談ください。
    目的にあったご提案をいたします。
     

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